2009年12月10日木曜日

矢場町の男

それは月曜日のことだった。研究室帰りのもじゃが栄をぶらついていた。するといきなり肩をたたかれた。そこには見知らぬ男Aさんがいた。



A「あの~、すいません」

も「はい?」

A「自分美容師やってるんですけど・・・」

も「はぁ」

A「カットモデルやってくれませんか?」

も「・・・は?」



はい、わけわかめです。なんで?私もじゃですけど。あまりに見るに耐えかねなくなって自分で切りたくなったんですかね?

A「できれば水曜がいいんですけど・・・」

も「別にいいですけど」

状況がよく飲み込めないものの、ただで切ってもらえるんだからとまあ断る理由がないのでついついオッケーしてしまった・・・。
軽い気持ちでオッケーしてしまったけどカットモデルってようは美容師さんの実験台になるってことだよね?どーしよう?かなり攻めた感じの髪型にされたら・・・4年にもなって大学デビュー的なちゃらっちゃらな感じになったら・・・とか変に心配になってくる。

んで、カットモデルについて調べてみると、どうやら若手の方が修行のためにやっているものだそうです。そうです。つまり練習台ということです。まあ確かに練習にはうってつけの頭かと納得する。が、待てよ、ということはカットモデルを切る人は見習いさんじゃん、ナースのお仕事的な新人さんだったら俺の頭はどうなっちゃうんだろうと別の心配がよぎる。まあつい最近まで自分で切ってたわけだから、それ考えれば全然オッケーなんだけどね。でもたまに営業目的でやってるとことかあるらしい、だまされないように気をつけねば、てかもうだまされてるのか?

次に店を調べてみる。確か矢場町っていってたな。名刺を見ると大須って書いてある。webを見るとなかなかきれいな感じだ。おー、カット代4730円!!これがただになるのか。なんか最近お金ないけどみんなからおごってもらってる気がする。ホントにありがたい。約5000円がただになるということでテンションが上がり始める。みんなから評判がよかったらお店の名前紹介いたしますわ。

そんなこんなで当日に。店は営業時間外なのになぜかにぎわっている。みんなカットモデルなのかなぁ。なかなか熱心なお店だ。予定の時間にいったが結構待たされる。ジョニー・デップやっぱりいいなぁとか雑誌に入り込みそうになったときにAさん登場。もうちょっと読みたかった。

A「よろしくお願いします、今日は希望とかありますか?」

も「うーん、サイドや後ろのもわっと感をなくしたいですね」

A「あー、このあたりのもわもわですね」

なんてやりとりして大体のカットのイメージができると、やはり練習だけあって師匠っぽい人のチェックが入る。

A「後ろのもわもわをなくしてトップは残しめで行こうと思うんですけど」

師「後ろは刈上げるくらいな気持ちでいけ!!」
※もじゃにより若干の師匠的な補正が入っています。

てな感じで師匠のアドバイスを受け、カット開始。聞けばAさん、美容師7年目だとか。わりと経験長いなーと思ったけど週に2回こうやって修行に励んでいるらしい。どんな世界でも大変だ。
師匠が3人チェックしに来て細かいところを指導している。めがねをはずしているのでどんな感じかわからないが、ようやく師匠からオッケーが出る。

A「できました!!だいぶすっきりしましたよ」

も「あ・・・そうですね」

できばえは、まあわりといい感じ。後ろがスースーするよー。これでただならいくらでも切りに行くなとか思ってたらアンケートを書いてくださいだと。ただで切ってもらったからにはAさんのためになるようにと思ってたら、わりと辛口な感じのことを言ってしまった。いや、でもよかったよ。今度も割引してもらえるしまたいこっかな?



で、前置きはこの辺にしてかみ切る前にMRCで3000mはかって来ました。タイムは9'40。まあ最近の練習の量と質を考えれば進歩は見込めないと思ったのでこんなもんでしょ。前とタイムはあんまり変わらないけど余裕は全然なかったな。
この感じだと現時点では5km16'20ぐらいか?一ヶ月であと20秒かぁ。
水曜
MRC 3000TT
9kmぐらい

0 件のコメント:

コメントを投稿