この前スポーツ大陸でカーリングのチーム青森のことをやっていました。
カーリングかぁ、てなぐらいでさっさとお風呂に入ろうかなと思ったら、いきなり超ハードそうな筋トレの映像が出てきました。衝撃でした。
カーリングって氷上のチェスといわれるぐらいで、心技体でいえば心技の部分がほとんどを占めるものかと思っていました。体の部分はストーンを投げる力と氷の上に立っていられるバランス力さえあれば十分とついつい考えてしまいます。
その夏場のハードなトレーニングはショットの精度を上げるためには、必要不可欠なトレーニングだそうです。安定したショットを手に入れるためには、目線をストーンに近づけるため低い姿勢を保つことが必要らしいです。また自分を追い込むことで、強い精神力を養う効果もあるそうです。
コーチの方が、その夏場のトレーニングのおかげで今までできなかったことができるようになるとおっしゃっていました。できなかったショットができるようになるとかは概して技術的な問題にだけ目が向きそうですがそうではないようです。
パワーアップした彼女たちは今期初めて国際大会に優勝したそうです。しかもひとつは世界選手権覇者中国に勝って、もうひとつは世界の強豪クラブチームが集まる大会で今までチーム青森が一度も予選突破することができなかった大会らしいです。
こういった話はオリエンテーリングにもいえることではないでしょうか?例えば、オリエンテーリングの基本技術である直進や歩測についてもこのような話は当てはまる気がします。一番よく言われるのは読図走のことでしょうか。
いずれにせよ、カーリングもなかなかに興味深いスポーツですね。頭も必要だけど頭だけじゃ勝てない。知力を振り絞り、卓越した技術と鍛え上げた肉体をフルに使いみんなを魅了するようなパフォーマンスを繰り出す。
なんだかオリエンテーリングに似てますね。
というよりはどんな競技においても言えることなんでしょうね。
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